従業員持株会について
どうも、なおです。今回は従業員持株会について考えていこうと思います。
上場企業が福利厚生の一環として用意した制度です。お勤め先の企業が用意しているか、確認はした方がいいと思います。
YouTubeやネット記事にも色々なことが書かれているのですが、大体否定的な意見が多いと感じます。そんな中、持株会に毎月拠出している私の考えをお話しします。
私は中期的な資産形成の手段として、持株会に拠出しています。想定としは子どもが高校生になった時の教育費です。
毎月5000円ボーナス時10000円で毎年8万円の積み立てを行います。まだ授かってもいませんが、既に拠出している期間も含めると、積み立て期間20年間で200万円を用意する予定です。使わなかったら大学の費用にと思っています。
さて、そんな従業員持株会のメリットデメリットはこんな感じです。
~メリット~
1.奨励金(中)
2.配当金(小)
3.流動性(中)
4.株価変動リスク(小)
5.ESOP分配金(小)
6.紹介料(小)
~デメリット~
7.メリット3の裏返し
8.メリット4の裏返し
9.業績悪化(倒産)
10.付き合い拠出
書きながら思いました。今回も長くなりそうだな と。なので、数項目に分けて考えを書いていきます。
~メリット1.奨励金~
あまり細かく書くと勤めている企業がばれそうでもありますが、私の会社では10%の奨励金がでます。取り決めによって異なるかと思いますが、給与で還元されるのではなく拠出額が110%になります。投資でよく聞く 複利 ではなく 単利 というわけです。
単純に考えたら100万円の手出しで110万円になってお得ですね。当たり前ですが売却時に株価が下がっていたら減ります。
ですが売却時をきちんと考えれば無理な数字ではないと考えています。4つ目の株価変動リスクに関連する話となりますが、売却時に平均拠出額の10%下回っていても元本割れをしない ということになります。
企業によって株価の変動幅はことなるので、やろうと思っている方は自身の勤めている企業の長期間の株価チャートは確実に確認してください。
奨励金>下落幅であり、下落の頻度が少ないことが望ましいです。例えば繁忙期は株価が上がり、閑散期は下がると売却のタイミングはあまり間違わないかと思います。未来の株価はわかりませんが、横這いか右肩上がりである必要があります。そもそも、右肩下がりだと転職を考えた方がいいのかもしれませんが。
普段、気にしてない自社株に興味が出ますね。
この10%ですが、奨励金の投資目的は学資です。学資保険が頭に浮かびますね。私が調べた中で一番返戻率が高い商品で10%でした。同じでした。やるつもりはありませんが学資保険も貯金よりはましだとは思っています。
数字に強い方は気づいているかもしれませんが、他のメリットで持株会のトータルリターンは10%を越える予定です。
目的は違いますが、個人年金型の生命保険も10%程になると思います。持株会を退職金代わりに考えている方は、比較対象になるかと思います。
奨励金のメリット度合いが(小)な理由は、奨励金は単利の為長期保有する意味がそれ自体にはなく、また私の勤める企業の株価の過去の下落幅と同じ程度であり、元本割れのリスクを軽減するくらいのものだからです。
奨励金=過去の下落幅
こんな感じです。やってて良かったーと思えるようにお仕事を頑張りたいと思います。
次回は2.配当金について考えていきます。
読んで頂いた方、ありがとうございました。
ご指摘や疑問点などありましたら、お気軽にコメント頂ければと思います。